(趣旨)

第1条　この告示は、市内の私立幼稚園に通園する3歳児以上の園児に係る副食費に対し、子育て費用の負担軽減を図るとともに、熊野市商店連合会が発行するレインボー商品券(以下「商品券」という。)を活用することにより商業の活性化を促進し、もって子育て支援及び地域経済の振興を目的として補助金を交付することに関し、熊野市補助金等交付規則(平成17年熊野市規則第40号)に定めるもののほか、必要な事項を定めるものとする。

(定義)

第2条　この告示において、次の各号に掲げる用語の定義は、当該各号に定めるところによる。

(補助対象者)

第3条　補助金の交付を受けることができる者(以下「補助対象者」という。)は、市内に住所を有し、かつ、市内の私立幼稚園に通う3歳児以上の園児の保護者とする。

(補助対象経費)

第4条　補助金の交付の対象となる経費は、次に掲げる費用とする。

(補助金の額)

第5条　補助金の額は、1月ごとに次に定める方法により計算して得た額とする。

(申請の委任)

第6条　補助対象者は、あらかじめ通園する私立幼稚園の長又は代表者(以下「施設長等」という。)に対し、通園(変更)届兼委任状(様式第1号)を提出し、補助金の交付申請、請求及び受領に関する一切の権限を当該施設長等に委任するものとする。

(補助金の申請)

第7条　施設長等は、前条の規定により委任を受けた場合は、補助対象者から提出を受けた通園(変更)届兼委任状を審査し、適当と認めたときは、市長が別に定める期日までに熊野市3歳児以上私立幼稚園副食費支援事業費補助金交付申請書兼請求書(様式第2号)に、次に掲げる書類を添えて、市長に提出するものとする。

(補助金の交付)

第8条　市長は、前条に規定する補助金交付申請書兼請求書を受理したときは、その内容について審査し、適当と認めたときは補助金の額を決定し、その決定の内容を熊野市3歳児以上私立幼稚園副食費支援事業費補助金交付決定通知書(様式第3号)により施設長等に通知するものとする。

(帳簿等の整備)

第9条　施設長等は、補助金の交付に関し必要な帳簿等を整備し、保管しなければならない。

(氏名等の変更)

第10条　補助対象者は、次の各号のいずれかに該当する場合は、速やかに通園(変更)届を施設長等に提出しなければならない。

(補助金の返還)

第11条　市長は、偽りその他不正な手段により補助金を受けたと認めたときは、商品券又は交付した商品券と同額の現金を返還させることができる。

(その他)

第12条　この告示に定めるもののほか、必要な事項は、別に定める。