「地域おこし協力隊」(伝統花火部門)の募集について

更新日:

  • Twitterでツイート
  • Facebookでシェア

三重県熊野市は紀伊半島南東部に位置し、世界遺産「熊野古道」をはじめとする自然・文化資源に恵まれたまちです。一方で人口減少と高齢化が進み、現在の人口は14,521人(2026年3月1日現在)となっており、地域産業の担い手不足が課題となっています。
毎年8月17日に開催される「熊野大花火大会」は、約300年の歴史を有する伝統行事であり、鬼ヶ城の岩場を背景に繰り広げられる花火は国内有数の迫力を誇ります。これらの花火を支えているのが、地元で長年にわたり技術を継承してきた「和田煙火店」です。熟練の職人による手作業で一発一発が丁寧に作られ、熊野の夜空に唯一無二の光景を生み出しています。この伝統と迫力ある花火を未来へつなぐためには、担い手の確保と新たな価値創出が不可欠です。
地域とともに考え、動き、形にしていくチャレンジをしてくれる協力隊を募集します!

熊野の花火を未来へつなぐ挑戦
熊野大花火大会

熊野大花火大会は、歴史や祭礼と結びついた熊野を象徴する文化資源であり、とりわけ大会の締めを飾る「鬼ヶ城大仕掛け」は熊野市唯一の花火師「和田煙火店」が手掛け、三尺玉海上自爆に並ぶ大会の代名詞として高く評価されています。
一方で、その魅力を通年型の観光資源として展開しきれていないという課題があります。体験プログラム化、情報発信、営業戦略の構築など、企画・プロデュース機能の強化が不可欠です。
伝統技術を守るだけでなく、花火を「文化資産」から「戦略的観光コンテンツ」へと進化させるため、「地域おこし協力隊(伝統花火部門)」を募集します。花火製造や打上げの現場に入り、技術を学びながら、通年で花火に触れられる観光コンテンツの企画・運営にも関わっていただきます。伝統花火を次世代へつなぎ、熊野の文化と観光をともに盛り上げる熱意ある方の応募をお待ちしています。

募集内容

【募集人数】 1名

【業務内容】
花火という伝統技術と観光資源の両面に関わりながら、「支える側」と「創る側」の双方の役割を担っていただきます。
花火製造及び打上準備の補助業務に従事し、花火の製造・打上げに補助的に関わっていただきながら、基礎的な工程から段階的に技術を習得していただきます。安全管理を前提としつつ、花火がどのように作られ、どのように打ち上げられるかを現場で体得することが重要です。
並行して、熊野大花火大会という一過性イベントにとどまらず、通年で花火に触れられる観光コンテンツの造成に取り組みます。具体的には、体験プログラムの企画・運営、制作過程の可視化、ナイトコンテンツの企画、地域事業者との連携など、「花火の裏側」を価値化する役割を担っていただきます。
加えて、SNSや動画等を活用した情報発信にも取り組み、熊野の花火文化や暮らしの魅力を外部に伝えることで、新たな関係人口の創出にも寄与していただきます。

  1. 観光コンテンツの造成に係る業務
  2. PR・プロモーションに係る業務
  3. 製造・打上げに係る業務
  4. その他、花火振興に係る業務

<3年間のロードマップ>
■1年目(基礎習得・地域理解)
花火製造・打上の補助業務を中心に、基礎的な工程と安全管理を習得します。同時に、地域内の関係者(観光協会、事業者、地域団体)との関係構築を進め、熊野という地域の特性や課題を理解します。観光コンテンツについては、小規模な体験プログラムの試行を行い、仮説検証を重ねます。

■2年目(実践・企画展開)
製造・打上の理解を深めながら、一部工程への主体的な関与を目指します。観光分野では、通年コンテンツの本格展開に着手し、体験メニューの磨き込みや収益化の検討を行います。関係事業者との連携を強化し、持続可能な運営体制の構築に取り組みます。

■3年目(自走化・出口形成)
一定の技術水準を前提に、現場における役割の明確化を図るとともに、観光コンテンツの運営を自走できる状態に引き上げます。また、任期後の進路(就業・業務委託等)を具体化し、地域内で継続的に活動できる基盤を整えます。

■卒業後のイメージ
本プロジェクトは、単なる3年間の活動にとどまらず、任期後の定着・自立を見据えた設計としています。
想定される進路としては、和田煙火店への就業による職人としてのキャリア形成、花火関連の企画・演出、観光コンテンツ運営主体への参画などが考えられます。また、体験プログラムやナイトコンテンツの運営を軸に、地域内での小規模事業として自走することも可能です。

【募集条件・勤務条件】

募集要項をご確認ください。

【応募手続き及び場所】

(1)受付期間
令和8年4月30日(木曜日)まで(土曜日、日曜日、祝日を除く)
午前8時45分から午後5時00分まで受付
※郵送による場合は、当日必着有効
※期間中でも応募状況に応じて受付を締め切る場合があります

(2)提出書類
・履歴書
・レポート「熊野花火の魅力とこれから」をテーマにA4用紙1枚程度(書式自由)で作成してください。

(3)受付場所
 熊野市役所 商工・観光スポーツ課 観光交流係(熊野市役所4階)まで持参か郵送で応募してください。

(4)その他 
応募に当たって実際に地域や仕事内容等の見学を御希望の方は、お気軽に御相談ください。なお、見学等に係る費用については、すべて参加者負担となります。

ページトップへ