簡易型感震ブレーカー設置促進事業
令和4年1月8日掲載
感震ブレーカーの必要性について
電気による火災について
阪神・淡路大震災や東日本大震災で発生した火災(出火原因が確認されたもの)の6割以上が電気に起因する火災(電気火災)と言われています。
電気火災には、地震の揺れに伴う電気機器からの出火や停電が復旧したときに発生する火災(通電火災)などがあります。
感震ブレーカーとは
電気による出火を防ぐためには、避難時にブレーカーを遮断することなどが効果的です。しかし、大地震発生時にとっさにそのような行動がとれるとは限りません。
感震ブレーカーは、設定値以上の地震の揺れを感知して自動的に電気の供給を遮断し電気出火を防ぐ効果的な器具です。各家庭に設置することで出火を防止し、他の住宅等への延焼を防ぐことで、被害を大きく軽減することができると考えられています。
簡易型感震ブレーカー設置促進について
熊野市では、高齢者や体の不自由な方など自身での取付が困難な方を対象に有償にて簡易型感震ブレーカーの取付を実施しています。取付をご希望の方は、防災対策推進課へ申請書をご提出下さい。
対象者
- 75歳以上の高齢者のみの世帯に属する者
- 要介護認定3、4又は5の認定を受けている者
- 障害支援区分認定4、5又は6の認定を受けている者
- 身体障害者手帳1級又は2級(総合等級)の第1種を所持するもので、心臓、腎臓若しくは呼吸器又はぼうこう若しくは直腸、小腸、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫若しくは肝臓の機能障害のみで該当する以外の者
- 療育手帳Aを所持する者
- 精神障害者保健福祉手帳1級又は2級を所持する者
- 市長及び熊野市地域防災計画に定める避難支援等関係者が共に支援を必要と認める者
負担額
1,000円
取付する簡易型感震ブレーカー
ご家庭の分電盤のスイッチに接続するもので、揺れを感知した際に、おもり玉の落下によりスイッチを落とし、電気を遮断する。
- お問い合わせ
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防災対策推進課/防災対策推進係
〒519-4392 三重県熊野市井戸町796
電話番号:0597-89-4111
内線:336