楯ヶ崎(吉野熊野国立公園)
無数の柱が連なったように見える岩壁「柱状節理」が高さ100m、周囲600mの大岩壁が、天に向かって聳え立つ姿は、まさに圧巻です!
全国の柱状節理の景勝地でもトップクラスのスケールではないでしょうか?日本書紀では神武東征の際の上陸地として記され、また平安時代の歌人・増基法師の紀行文には、「神のたたかひたる処とて、楯をつらねたるやうな巌どもあり」と詠まれています。
楯ヶ崎の楽しみ方
海から楽しむ「潮風をうけながら・・・熊野灘海上観光遊覧」
「楯ヶ崎観光遊覧サービス」では、海上から迫力のある景色が楽しめます。
リアス式海岸特有の奇岩・巨岩が次から次へと登場し、楯ヶ崎までの道中飽きさせません。大きな穴が開いた「ガマの口」、亀の甲羅に似た「亀屋」、海に直接注ぐ滝「水タレ」など見所がいっぱいです。
楯ヶ崎もさることながら、その裏手へ回ったところにある「海金剛」と呼ばれる大絶壁は、船からでしか見ることの出来ないもので、そのスケールは楯ヶ崎をさらに上回る、高さ160mともいわれています。
遊覧サービスの問合せ&ご予約
熊野市観光公社 | 電話番号:0597-89-2229 |
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陸から楽しむ「森林浴や植物学習に・・・楯ヶ崎園地遊歩道」
楯ヶ崎は、国立公園内でも特に優れた自然景観と生態系が保たれた「特別保護地区」に指定されており、楯ヶ崎園地には遊歩道が整備されています。
遊歩道入り口の国道311号から楯ヶ崎までは片道約40分の道のりで、途中二木島祭(11月3日)の舞台でもある阿古師神社もあります。
熊野ならではの植物が遊歩道沿いにあり、特別な植物には解説付の樹木ラベルを設置しており、森林浴も兼ねて植物の学習をしながら適度なハイキングが楽しめます。
アクセス
- JR二木島駅から:徒歩 約90分
- JR熊野市駅から:車で国道42号を大泊方面へ 国道311号を須野町へ 約30分
- お問い合わせ
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商工・観光スポーツ課/観光交流係
〒519-4392 三重県熊野市井戸町796
電話番号:0597-89-4111
内線:431