特定健診の受診率向上にご協力をお願いします

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熊野市国民健康保険(以下、熊野市国保)における令和4年度の特定健診受診率は49.7%でした。これは、三重県平均45.0%を上回り、県内29市町中8位という結果となりました。
県平均は上回っていますが、国が定めた市町村国保の受診率の目標は60%であり、さらなる受診率向上の取組が必要となっています。

受診率の推移

平成30年度 38.2%
令和1年度 38.6%
令和2年度 41.1%
令和3年度 45.0%
令和4年度 49.7%

なぜ受診率向上が必要なのか

特定健診は熊野市国保加入者の「健康を守るため」に実施していますが、それ以外にも熊野市国保が支払う医療費の節約や受診率を評価する国・県からの補助金など国保全体に影響を及ぼします。
令和6年度から特定健診を「無料」で受けることができるようになりました。
「健康に自信がある方」も「通院中の方」も、年1回必ず受診してください。

受診率向上のメリットなど

国保加入者の健康増進 特定健診を受診することで病気の早期発見・早期治療が可能になります。
受診率を向上させることが、熊野市国保加入者の健康を守ることに繋がります。
医療費の節約 病気が重症化すると、治療や入院のために多くの医療費がかかります。医療費の大部分は患者の加入している健康保険が支払っていますが、一人当たりにかかる医療費が年々増加しており、大きな負担となっています。
このような状況の中、病気の早期発見・早期治療が可能な特定健診は医療費の節約に繋がると期待されており、各保険者は受診率向上のために様々な取組を実施しています。
補助金への影響 国民健康保険は皆様に納付していただいている国民健康保険税のほか、国・県からの補助金で運営しています。
補助金の中には特定健診の受診率を評価するものもあるため、受診率が低下すると熊野市国保に入る補助金が減ってしまう可能性があります。
熊野市国保の収入が減ってしまうと、これまで通りのサービスができなくなったり、増税が必要になってしまう可能性もあります。

受診率向上のための取組

一人でも多くの方に特定健診を受けていただくため、熊野市では次の取組を行っています。

未受診者への受診勧奨
特定健診の受診が確認できない人に対して、受診を勧めるはがきの送付や電話をかけています。
若年層への受診勧奨
健診初年度となる40歳到達者には、制度を知っていただくため、早期の受診案内、戸別訪問、電話勧奨等を実施しています。
職場健診・人間ドックの結果提出依頼
国保加入者が職場などで健康診断を受けた場合や人間ドックを受診した場合、結果を提供していただくことで受診率に反映することができるため、対象と思われる方にお手紙などで結果の提出依頼を実施しています。
健診費用の無料化
これまで「有料」で特定健診を実施していましたが、より多くの人に受診していただくために、令和6年度から「無料化」を実施しました。

特定健診の結果は、御自身の健康管理に役立てていただくほか、保健指導や糖尿病関連事業などに活用しています。これらは皆さんの健康づくりを後押しするための取組であり、特定健診を受診していただくことが「健康への第一歩」となっています。
特定健診の重要性をご理解いただき、ご家族やお知り合いに健診を受けていない人がいれば、お声掛けをいただくなど受診率の向上にご協力をお願いします。

皆様へのお願い

  1. 特定健診の対象になる人(40歳以上の人)は年1回、必ず受診してください。
  2. 通院中の方も特定健診を受診してください。
  3. 職場健診を受けた方や人間ドックを受診した方は結果を提供してください。
  4. 受診をしていないご家族やお知り合いの方がいる場合は受診をすすめてあげてください。

関連リンク

お問い合わせ

市民保険課/保険年金係

〒519-4392 三重県熊野市井戸町796
電話番号:0597-89-4111
内線:123

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