麻しん(はしか)に注意しましょう
麻しん(はしか)に注意しましょう
~全国的に麻しんの患者が急増しています~
麻しんは、現在国内外における報告が増加しています。オーストリア・スペイン・英国・カナダ等などの諸外国においては、その流行によりWHO(世界保健機関)による麻しんの排除認定が取り消される等、感染拡大が懸念されています。
また、国内では、新型コロナウイルス感染症流行以降、最多の報告数が確認されているところです。
三重県においても、麻しんの感染が確認されています。今後、さらなる輸入症例や国内における感染事例が増加する可能性がありますので注意してください。
麻しん(はしか)とは
麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症で、その感染力は非常に強く、免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症し、一度感染すると一生免疫が持続すると言われています。
〇主な症状
感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水、目の充血といった風邪のような症状が現れ、2~3日熱が続いた後、39度以上の高熱と発しんが出現します。
肺炎、中耳炎を合併しやすく、1,000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。死亡する割合も、先進国であっても1,000人に1人と言われています。
麻しんの感染経路、感染可能期間
感染経路としては、飛沫感染及び接触感染のほかに、空気感染することが知られており、その感染力は非常に強いと言われています。
周囲への感染可能期間は、発症日の1日前から解熱後3日間を経過するまでの期間で、発症前から感染力があります。
治療方法
基本的には、発熱に対する解熱剤など症状に応じた治療を行います。
医療機関を受診するときの注意
麻しんを疑うような症状が現れた場合は、必ず、事前に医療機関へ連絡し、麻しんの疑いがあることを伝え、医療機関の指示に従ってマスクを着用して受診ください。
その際、症状出現日の10日から12日前(感染したと推定される日)の行動(海外の流行地や人が多く集まる場所等へ行ったかどうか等)について、医療機関にお伝えください。
医療機関への移動の際は、公共交通機関の利用を可能な限り避けてください。
予防と対策
手洗いやマスクだけでは、麻しんを予防することができません。最も有効は予防法は、麻しん含有ワクチンの接種です。ワクチンを接種することで、95%程度の人が麻しんウイルスに対する免疫を獲得することができ、2回の接種を受けることで強い免疫にするとともに、1回の接種では抗体が充分に産生されなかった人の多くにも免疫をつけることができます。2回接種によって、体に免疫の備えができていると、ウイルスを早期に抑えこむことで、発症を防いだり(発症予防)、麻しんにかかったとしても症状が軽く、発熱などの症状の強さ、肺炎や脳炎といった重い合併症のリスクを下げたり(重症化予防)することが知られています。さらに、周囲の方へ感染を広げてしまうリスクも下げることができます。このような理由から、ワクチンを2回接種することが非常に重要です。
定期接種対象者は早めの接種をご検討ください。また、定期接種の対象外の人も麻しんの罹患や予防接種歴が明らかでない場合は、予防接種を検討しましょう。
予防接種法に基づく定期接種対象者(無料)
対象者
| 第1期 | 1歳以上2歳未満 |
|---|---|
| 第2期 | 5歳以上7歳未満で小学校就学前の1年間(保育所等の年長児) |
任意接種への補助
市では任意接種への補助も行っています。定期接種の対象期間に接種を受けていない人は検討してください。
|
2歳以上5歳未満 (第2期までの子ども) |
小学1年生に相当する年齢 (前年度第2期の対象であった子ども) |
|---|---|
| MR(麻しん風しん混合ワクチン):上限7,000円 | MR(麻しん風しん混合ワクチン):上限6,000円 |
| 麻しん:上限5,000円 | 麻しん:上限4,000円 |
| 風しん:上限5,000円 | 風しん:上限4,000円 |
※接種した医療機関窓口で接種費用を一旦全額お支払いください。
【申請方法】
領収書、接種した記録がある書類(母子健康手帳、または予防接種済証)、振込先(金融機関の口座がわかるもの)を持参し、健康・長寿課窓口へお越しください。
※必ず接種した日から30日以内に申請手続きを行ってください。
- お問い合わせ
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健康・長寿課/保健予防係
〒519-4324 三重県熊野市井戸町1150
電話番号:0597-89-3113