令和7年4月から水道料金が改定されました
 熊野市の水道料金は、平成9年の改定以降、約26年間、県内でも低い水準を維持してきました。しかし、人口減少などにより水の需要は年々減少傾向にあり、料金収入が減少し厳しい経営状況が続いています。
 将来にわたって、安心・安全で良質な水道水を安定して供給するためには、老朽化が進む水道施設・水道管の更新・耐震化を行い、災害に強い水道施設へと更新していく必要があります。しかし、そのためには莫大な費用が必要となり、現行の料金水準では必要な財源を確保することは極めて困難な状況であったことから、料金改定を行いました。
 
	  水道管の修理の様子
夜間の流量が多い場所の漏水調査や修理を
年間を通して行っています。
 
	  耐震管布設工事の様子。
熊野市の水道管のうち、耐震化できている水道管は約16.4%です。残りの約8割が耐震化できていない水道管となります。水道管の耐震化が遅れています。
令和7年4月使用分(5月検針分)から以下のようになりました(全て税込)
 
                計算方法(税込):基本料金+従量料金+メーター使用料=合計料金(10円未満切捨て)
例えば、10㎥・20㎥・30㎥使用した場合は以下のようになりました。
 
                ※納入通知書はインボイス制度対応のため、税抜きの金額が表記されています。
開栓・閉栓の手数料について
 令和7年4月から、水道の開閉栓が有料となりました。これは水道事業の経営健全化のため、開閉栓にかかる費用の一部を、受益者の皆様にご負担いただくことによるものです。
 引っ越しや一時帰省など、令和7年4月以降に新たに開栓、閉栓をした場合にお支払いいただくもので、使用期間が1日のみの場合でもそれぞれ手数料がかかります。
 これまでに水道をご使用中の場所であっても、令和7年4月以降に閉栓し、後に再度開栓をする場合はそれぞれ手数料がかかります。
開栓手数料 1件あたり:1,000円 閉栓手数料 1件あたり:500円
開栓手数料は水道料金の初回請求時に、閉栓手数料は閉栓後、最後の水道料金と合わせて納付していただきます。
 
                用途区分の見直し
料金改定に合わせて用途による料金差がわずかなものは統一し、使用していないものについては廃止しました。
 
                給水加入金の改定
 家を新築する場合や、リフォームなどでメーターの口径を変更する場合などに必要な給水加入金を、過去の水道施設整備に見合う負担となるよう、県内の平均水準に見直しました。
 令和7年4月1日以降に水道課が受付けた給水装置工事申込書から適用しています。
 
                - お問い合わせ
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                  水道課/業務係 〒519-4392 三重県熊野市井戸町796 
 電話番号:0597-89-4111
 内線:217